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ヘルスケア産業はどのように変化しているのか?【ヘルスケア特集①】

2021.05.12

ヘルスケア特集アイキャッチ

老齢人口の増加は医療サービスをCureからCareまでその範囲を拡張させています。

世界的に1 秒に二人が60歳を迎えており、一年を基準にすれば5,800万人が60歳を迎える時代が渡来しました。現在60歳以上の人口は9人中に1人の割合ですが、2050年には5人中に1人の割合に増加することと予測されています。

アメリカの60歳以上の人口割合は現在23%で2050年には28%まで増加すると予想され、ヨーロッパは25.7% から35%まで増加すると予想されています。老齢人口が増加するによって、心臓病、脳卒中など各種晩成疾患を病む人口数も増加しながら、医療サービスに対する需要は継続的に増加しています。これにあわせて各政府も高齢化関連予算を徐々に増やしています。特に、老齢人口が医療サービスをもっと訪れるようになり、単純に患者にCureサービスのみを提供するのではなく、高齢人口を考慮したCareサービスを結合して供給する形態に変化しています。

「安全で低負荷な環境」と「ハイクオリティーサービス提供」が患者の実体験増進のための革新のスタートです。

医療サービス需要が増加して 、患者の実体験はヘルスケア供給者たちに最大の宿題になりました。このような患者の実体験はヘルスケアデザイン業界では大きく’安全で楽な環境造成’、’ハイクオリティーサービス提供’の二つで分類しています。

2020年1月 、407個の5星級病院選定基準中’安全と患者実体験’は全体評価基準で44%を占める一番重要な領域です。ヘルスケア施設は心身の安定を与える色相、柔らかい感じを与える材質、けがをしないデザインなど患者と病院関係者を考慮して安全で楽さを与えるように設計されています。これは5星級ホテルやスパを連想させる高級さ、自然親和的な雰囲気を与える病室 、ロビー 、トイレなどラグジュアリーな空間デザインに繋がり、ヘルスケア施設の高級化につながっています 。

ヘルスケア空間内投資領域が細分化されながら、インテリアプロジェクトの予算及び期間が短縮されています。

最近デジタルトランスフォーメーション、ビックデータ、AI のような新技術の発展によって、医療機関にある膨大なデータを活用、新規ビジネスモデルを掘り出すことができるという点で Google、アマゾン、アップルなどIT企業もヘルスケア事業に注目し始め、ヘルスケア市場の競争が始まりました。

このような多方面の投資は医療サービス供給者の限定された予算問題を引き起こしています。インテリアプロジェクトの費用を減少させて期間を縮めようとする試みにつながり、2019年A&D(建築設計事務所&インテリアスタジオ)の最大の悩みの中の一つになりました。

コロナ以後、ヘルスケア産業の4つの変化 :アンタクト、衛生、空間の個人化、多目的空間設計

デジタルヘルスケアの浮上

世界的なコンサルティング会社メックキンジはコロナ事態以後、テレビ診療需要が急増して病院にいる時間を減少させようとする傾向にあるため、共用空間の規模が縮小されると予測しています。そして、内部空間もテレビ診療に相応しい色相と構成に変化が予想されている。特に光吸収率や反射率を考慮した家具の色相、落ち着いた背景、プライバシーのための騒音遮断などが必須の考慮事項になるでしょう。

衛生のための製品選択の変化

アメリカ保険は医療関連感染に対して病院の一部責任を疎明するから、医療サービス供給者はコロナの2次感染にずっと敏感に反応しています。そのため、病院の清潔管理点検チームはもっと易しく掃除可能で、化学成分にもよく耐えることができる製品特性に対する声を高めています。病院の暖かさと楽さを維持しながら、汚染やウイルスに影響されない建装材と弾性力あるシーツの底材が脚光を浴びると予測しています。

独立空間領域の増加

今回のパンデミックが社会的距離確保という概念を生みだし、共用空間に対する不安感を増加させました。空気感染を防止するために控室と共用空間を減少させるか、距離を置いたデザインが検討されています。個室の需要が増加し、一部区域は緊急分離ができるように空間デザインからHVACシステム設計まで進行されています。

空間の柔軟性確保

コロナで患者が短期間で急増し、ヘルスケアでは応急診療、治療所にも使用可能な空間がどれほどあるのか話題になりました。そのために、内部空間の効率性に対する悩みだけでなく、駐車場、ホテル、コンベンションセンターなどを病院代わりに緊急に活用することができる空間の柔軟性が考慮されています。また、患者の増加は医薬品及び補給品の需要増加につながることによって、衛生が強化された補給品倉庫及び装備積載など保存空間に対する需要も増加しています。